一歩を踏み出すのが怖い

なぜかはわからないけど、とても怖い。

フリーランスである以上、仕事を取らなければ始まらない。

そんなことはわかっている。

 

だけど、怖いんだ。

なぜか身体が動かなくなる時がある。

 

こんなことを人に相談すれば、「でも頑張るしかないじゃん」と言われるのが関の山だ。

だけど、それをする本人にとってはとても辛く険しい道のりに感じる。

 

言うのと、やるのとでは、全然ちがうんだ。

 

新しいことを始めるときはいつもそう。

これまでも会社を辞めた時、新しい仕事を探す時、フリーランスになる時。

いまの生活を変えることをするときは不安と恐怖におそわれる。

言いたくないけど言わなきゃいけないことを言うときなんかもそうだ。

 

だけど、その恐怖を乗り越えた後は不思議と今までより良い人生を歩んでいる。

良い変化をもたらしているのだ。

 

恐怖と自分の望む人生はセットなのかもしれない。

 

 

 

星野源さんも歌手になりたての頃は恐怖の連続だったという。

 

たとえばバンドで活動していた頃から歌いたい気持ちはあったそうだが、「バカにされるかもしれない」という不安から勇気が出なかった。

また、暗い曲の方が得意なタイプだったので「この暗いものを世の中に出してもいいのか」と心配していた。

 

しかし、事務所の社長に『その暗いところを一回全部出してみちゃえばいいんじゃない』と言われ、

憧れの細野晴臣さんには「歌のアルバムを」とレーベルに誘ってもらえていた。

 

それらがきっかけで、星野源さんは恐怖を乗り越えられたそうだ。

 

 

そうして考えてみると、恐怖を乗り越えられるかどうかは次の2つにあるんじゃないかと思えてくる。

 

・恐怖を乗り越えてでもそれを実現したいという強い願望を持つ

・周りの人に助けを借りる

 

特に人の助けを借りるのは重要かもしれない。

人間は人のためなら意外とがんばれる。

そして、実際に現実を変えるために行動することは助けてくれた相手にも勇気を与える。

人は頑張っている友人を見たら「俺も頑張んなきゃな」と思うものである。

 

と、まあ、こんなことを考えている間にも時間は過ぎてしまうのだが。

自分の気持ちを外に出してみたことで、幾分かは気持ちがマシになってきた。

 

営業だけはなかなか好きになれない。

けど、やってたらそのうち慣れるかもしれない。

 

0から1にするのと、1から100にするのは同じくらい大変だとも聞く。

 

もうへっちゃらだぜ!という雰囲気を醸し出してみたけど、

やっぱり怖い(笑)

 

ちょっとばかし迷惑はかけるかもしれないけど、

勇気を持って友達の助けを借りようと思う。

 

意外と人に頼るって難しいからね。

こういう時しか頼れないと思ってやりますよー!

 

そんで友達が困った時に助け返せば、それでいいよね!